アメリカの方々の前で・・・

６月１６日にＪＲタワーホテル日航で講演会がありました。

講師は安本美幸さんというヒッポの研究員の方。

英語が苦手だったという安本さん、
ヒッポの活動に参加するようになって、
いつの間にか楽に話せるようになり、
今ではネイティブを前に、英語で講演ができるまでになったそう。

安本さんの明るく、はきはきしたお話を聞くと
「勉強もせずに本当に話せるようになるのか～」なんて
うたぐって聞いていた方も
「もしかしたら本当に話せるのかも」と思ってしまいます。

かく言う私も英語は大の苦手でした。

そしてヒッポを始めてみたら
安本さんのように講演とまではいきませんが、
２年前、アメリカに行った時に
３０人くらいのアメリカの方を前に
ステージに上がって自己紹介するという経験をしました。

ヒッポファミリークラブでは子供たちが中学生以上になると
希望すれば、１か月間、ホームステイに行けるプログラムがあります。

私はその子供たちの引率者として一緒に行き、
ワシントン州のダレスポートという田舎の町でホームステイしました。

そこのホストのオフィスが地域のコミュニティセンターのようなものの中にあり、
お昼にそこにご飯を食べに来るお年寄りたちに
私が歌を歌うことになぜかなってしまったのです。

突然、そういうことになってびっくりしたのですが、
しかも紹介は自分でしてね、ということで
もう、がんばるしかない・・・

日常の会話は状況を共有していれば不自由なくできます。
しかし、お年寄りとはいえ、
たくさんのアメリカの人を前に自分のことが言えるのか・・・

しかし、不安になるひまもなく、気がつけばステージに立っていて、
自分は日本の札幌から来たこと、
札幌ではオリンピックがあったのでその時の歌を歌います・・・
みたいな事を言いながら
「虹と雪のバラード」や日本の歌を数曲歌いました。

↓その時のようす　黄色の楕円で囲んだのが私です。










歌のできばえはともかく、
歌い終わったら次々お年寄りに話しかけられ、
「終戦の時に日本にいたんだよ」とか
「演歌を歌ってくれ（←おい）」など、思わず会話が弾みました。

英会話教室に通ってフェードアウトした自分・・・
ラジオ講座の教材を毎年買っては、続かなかった自分・・・
それが、楽しく活動をしているうちに
人前で英語を話せるようになっていて、
ヒッポを続けていてよかったな～と思った瞬間でした。