円山暮らし
札幌・円山でヒッポファミリークラブでの英語はもちろん、たくさんのことば=多言語ライフを楽しむ毎日を綴っています。
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ヒッポでは大人も子どもも関係なく、
興味さえあれば一緒に古事記だろうと万葉集だろうと
一緒に取り組むことができます。
このヤマタノオロチは
まずは古事記に興味を持ってもらいたいと
子どもたちと一緒に作ったものだそうです。
古事記に取り組むといっても
大人たちは「古事記の暗号」を輪読したり、
小さな子どもたちは絵本を読んだりして
なにか結論を出そうというよりも
そこから自分たちなりの「何か」を見つけることをします。
すでにヒッポのミニカレッジ「トランスナショナルカレッジオブレックス(通商・トラカレ)」の
学生たちが「古事記の暗号」で解き明かされている
神話の本当の意味を改めて確認し、古代の世界に思いを馳せます。
古代日本には中国や朝鮮から最先端の文化や技術が日本に持ち込まれ、
それを運んだ中国や朝鮮の人たちの話すことばも飛び交っていたはず。
今だって外来語が日本のことばとして取り込まれているのだから、
その当時のことばにもそういうふうに外来語として取り込まれたはず。
ワークショップではそんな切り口から
韓国語・中国語・広東語・タイ語・マレーシア語など
アジアのことばと日本語の「同じ」を見つけた発表もありました。
そういえばアジアのことばで数字を言ってみると
「3」がとても似ていることに気付きます。
そんなふうに数字だけではなく「同じ」がいろいろ見つかって、
普段の活動ではいろいろなことばのストーリーCDを
みんなで真似して口に出しているだけなのに
多言語って面白いなと実感することができました。